いま副業に巫女さんを選ぶ人が増えている、本職と掛け合わせ可能性を模索 スクール主催者に聞いた

副業が注目されている今、さまざまな職業がある中、「巫女さん業」が広まりつつあるそうです。巫女さん×農業、ブライダル、歌手、着物のリメイク……本職と巫女さんを掛け合わせ、新たな可能性を切り開く女性が増えています。

そうした女性の育成・発掘を行っているのは、株式会社桃山社中。主催者は、大阪市中央区にある「願いの宮」7代目宮司の桃山きよ志さんです。

スクールで学ぶのは、神道の歴史や文化といった座学、祭事や所作などの実学など。スクールの目的は、ただ「巫女さん」になることではありません。巫女さんになることで、社会にとって貴重な人材になることを目指しているのです。

大切なのは、ただ「巫女さん」の格好をするだけでなく、「巫女さんの精神」を身につけること……。

では、そもそも「巫女の精神」とは何なのか。桃山さんは、「日本人が大切にしてきた心」と答えます。 

桃山さんいわく、神道には大きく3つの教えがあるといいます。

①「神様やご先祖様を大切にしましょう」

②「神様に生かせてもらっていることを忘れないようにしましょう」

③「お陰様の精神を持って、喜び溢れる生活をしましょう」 

こうした精神を学ぶことで、目には見えないものにまで、感謝や思いなどの視野を広げることができる。それは社会生活を営む上で欠かせないスキルでもあると話します。

「生活や仕事をしていると、自分の力だけでは成り立たないことばかりです。大切なのは、その背景にある多くの物事や人々に目に向けること。神様やご先祖様などを大切にすることで、視野も広がるのです」

おそらく、「自分は無宗教だ」と思う読者も多いかと思います。しかし神道は日本国有の宗教であり、私たちの生活の身近に存在するものです。「例えば、『自分の行いは誰かが見ている。だから良いことをしよう』とよく言われますよね。これは神道の『お天道様が見ている』という心と同じ。信仰心にかかわらず、神道の教えは、元々日本人の心と密接につながっているんですよ。それが社会生活に役に立つことがあるんです」

スクールに集まるのは、「副業として巫女さんをしたい」「新たなスキルを身につけたい」など、成長意欲のある10~60代の女性たち。修了後は同スクールより資格が与えられ、巫女さん業を副業にしたり、本職に役立てたりしているそうです。実際に冠婚葬祭の祭事のサポートも行っているそう。 

「社会で活躍したい、自立したい。そんな女性にこそ、巫女さんの精神を身につけてもらいたいですですね」と桃山さんは呼びかけています。

■巫女さんスクール つむぎ https://momoyama-shachu.com/miko/

(まいどなニュース特約・桑田 萌)

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