“神”回答に心が軽くなる!お坊さんが答えるオンライン人生相談 筆者が実際に試してみると?

うまく言葉にできないモヤモヤとした不安や、解決策が見つからない悩み…。人は誰しも、大なり小なり悩みや不安を抱えているものです。でも、「こんなことを相談したら笑われそう」「相手の負担になるのでは?」などと考えてしまい、「結局誰にも相談できない…」という人も多いのではないでしょうか。

そんな悩みに耳を傾け、心がふっと軽くなるようなアドバイスをしてくれるオンライン人生相談サービスが4月22日にスタートしました。その名も「オンライン僧侶クリニック」。全国の僧侶が、オンライン上で相談に乗ってくれます。

「見ず知らずのお坊さんに人生相談…?」と思うかもしれませんが、実は僧侶は人生相談の達人。仏教はそもそも、お釈迦様の「人が生きやすくなるための心の在り方」を広く伝えるのが大きな役割の一つなので、その教えに沿って、気持ちが楽になるようなアドバイスをしてくれます。また、プライバシーは墓場まで守ってくれるので、安心して相談ができるのもメリットです。

「お坊さんとは、人の悩みや苦しみに寄り添い、その心を軽くしたいと願う人たちです。コロナ禍で人々の不安やストレスが増している今、なんとか力になりたいと願う僧侶はとても多い。そうした人が集まり、サービスを開始しました」(担当者)

現在登録しているのは、日常的にあらゆる人生相談を受けてきた約40名の僧侶です。利用方法は、公式サイトの「お坊さん一覧」から相談相手を選び、相談日時を予約してオンラインチケットを購入。メールで届くURLを相談開始時刻にクリックするだけです。

「お坊さん一覧」には写真やプロフィール、紹介文が掲載されていますが、離婚経験がある/鬱を克服した/LGBT…など個性もそれぞれ。同じ悩みを経験した僧侶なら、さらに相談がしやすそうです。

利用者はすでに100人を超えていて、「すっきりした」「思ってもみなかったアドバイスで心が軽くなった」などの声が数多く寄せられているといいます。相談料は1分110円(税込)で、申し込みは30分から。匿名、顔出しNGでも相談可能です。現在、先着200名までの初回30分無料キャンペーンも実施中。ということで、筆者も30分の無料相談を体験してみました。

■筆者が実際に人生相談「他人の評価が気になる」お坊さんからのアドバイスは…

相談を受けてくれたのは、青森県にある「普賢院」の菊地雄大住職。「はじめまして」の挨拶から、穏やかで柔和な雰囲気が伝わってくるお坊さんです。

--私は他人の評価をとても気にしてしまいます。大好きな仕事仲間でも、評価されている姿を見るとどこかで嫉妬してしまう。そんな自分がとてもイヤです。

菊地住職(以下、菊地):わかりますよ。人間は生きた証を求めるので、他人の評価を気にしてしまうこともあります。でも人生を終えるとき、目を閉じながら「あの人にどう思われていたのかな」と考えるでしょうか?

--考えないし、思い出さないと思います。

菊地:ということは、いま気にされている他人の評価はたいして大事なことではないのだと思います。人生を振り返るときに思い出すものこそが、自分が生きた証。鶴野さんにとっては、他人の評価よりも大事なものがたくさんあるということです。

--確かにそうかも…。実はコロナ禍をきっかけに収入が半減し、バイトを始めようかと考えながらも、周囲にどう思われるだろうかと躊躇していました。でも、そんな他人の目を気にしていてもしょうがないですね。

菊地:素敵な考え方ですね。そもそも、家族やパートナー以外の他人は、自分にそんなに興味がないもの。ニキビと同じです(笑)。今の時代は「自己選択ができる時代」と申します。親や自分の名前、最愛の人の死など、決められないことは仕方がないけれど、たとえばパートナーや仕事は自分で選べます。人様に迷惑をかけなければ、どのような生き方を選んでもいい。自分が生きたいように生きればいいと思います。

--人生を終えるときに後悔したくないですものね。

菊地:ご自分のご先祖様の数って知っていますか?自分から10代遡ると1024人、20代遡ると320万人以上、27代遡ると1億人を越えるご先祖様がいらっしゃいます。このご先祖様の1人でも生きることを諦めていたら、いまの自分に命のバトンはつながっていない。つまりいまの命は、奇跡的にご先祖様からつながってきた尊いバトンなのです。だからこそ、他人の評価なんて気にせずに自分らしく生きることが、ご先祖様がつなげてきてくれたご縁に報いる生き方だと思います。「死ぬこと以外はどうでもいい」と思ってしまえば楽ですよ(笑)。

◇ ◇

…かなり割愛しましたが、実際はもっとたくさんのお話を、仏教の教えを交えながらフランクに話してくれた菊地住職。相談中は大きな手のひらに包まれているような、相談を終えたときには心の在り方を見つけられたような不思議な感覚に。占いとも、心理カウンセラーとの会話ともまた違った穏やかな時間で、なんだか心が身軽になった気がします。

夏には僧侶100名の登録を想定しているという同サービス。担当者は「お坊さんは、人の心に寄り添いながら、生きやすくなるようにサポートするのが大きな仕事です。相談って、悩みが明確じゃないと話しにくいものだと思いますが、お坊さんは悩みの根源を引っ張り出してくれます。辛いときに相談できるかかりつけのお坊さんが見つかれば心強いと思うので、ぜひ無料体験も活用していただければ。何より、相談を受けることで生きやすくなる人が増えてくれれば、お坊さんもとてもうれしいですから」と話しています。

(まいどなニュース特約・鶴野 ひろみ)

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