ホットケーキミックスであの和総菜が? 小学生の考えたレシピがすご過ぎる

 ホットケーキミックス(HM)といえば、どんなに料理の苦手な人でも、多少計量がいい加減でも、それなりにおいしくお菓子を作れてしまう魔法の粉。レシピサイトにはお菓子からアレンジまで様々なメニューが投稿されています。そんな中、4月に神戸市内で開かれたコンテストで小学生たちが披露したのは、シェフをもうならせる驚きのアイデア料理の数々。そのレシピとは-。

 コンテストは料理を通じ親子で学び合う場を提供する一般社団法人「神戸親子遊び推進協会」(西原亜希子代表)が企画。全国の約100組の親子が小学校高学年と低学年の部に分かれ、アイデアと味を競いました。

■豆腐と混ぜて「がんもどき」

 高学年の部グランプリに輝いた神戸市の小学6年生、原布々美さん(11)が作ったのは「ふわふわがんも」。水切りをした豆腐1丁をつぶしてエビやひじき、レンコンなどのみじん切りを混ぜ、HM大さじ5、6杯を投入。入れすぎるともたっとするので、豆腐と同量ぐらいが目安とか。HMの甘みを抑えるため、たたいた梅干しとみじん切りの大葉を混ぜ、しょうゆとだしで味付けしたら、丸めて油で揚げます。HMの効果で外はカリカリ、中は驚くほどふわふわで、審査員も絶賛。小学1年で手伝いを始め、自分で味付けを工夫するのが好きといい「また面白くておいしいものを作りたい」とはにかみます。

■薄く焼いて重ね「キッシュ」、「マゴワヤサシイ」おかずパン、野菜ケーキも

 クレープとグラタン好きという小学5年の船上優奈さん(10)が作ったのはなんと、おしゃれデリの定番「キッシュ」風おかず。HMで作ったクレープ生地と、鶏肉やカブを具にしたホワイトソースを重ね、チーズを乗せてオーブンで焼きます。ホワイトソースにもHMを使い、味付けは一切なし。野菜と肉のうまみとHMの優しい甘さが特徴で、クレープの厚さによってパリパリかもっちりか食感の違いも楽しめます。

 小学4年の矢沢優衣さん(10)は、低カロリーで栄養バランスを満たした料理として注目の「マゴワヤサシイ」をHMで。さつまいもと黒豆入りの「さつまいも黒豆パン」に、ベーコン、しめじ、玉ねぎ、鰹節を炒めて海苔を乗せた「しめじベーコンパン」で、HMのほんのりとした甘さと、蒸しパンとパンの間のような食感がたまりません。

 さらに、ミキサーにかけた野菜を生地に練り込み、フランス料理に使う円柱形の「セルクル」に入れて焼き、コーンや焼きパプリカを飾った小学2年冨井遙斗くん(8)の「野菜ケーキ」も、スフレのような食感や野菜との意外な相性が高く評価され、低学年の部のグランプリに輝きました。

 審査員長を務めた兵庫県西洋料理技能士会会長の鈴木孝育さんは「本来お菓子に使う素材を料理に応用するなどプロではできない発想」と話し、「勉強になりました」と舌を巻いていました。せっかくの10連休、あなたも挑戦してみませんか?

(まいどなニュース・広畑千春)

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