冷たい水で作れる食品が人気 猛暑で進む「こんろ離れ」
連日の猛暑、酷暑で「食事の準備に火を使いたくない」「冷房が効きにくいキッチンに長時間立ちたくない」という「こんろキャンセル(離れ)」の動きが注目されている。この消費者の「あつさを避けたい」思いにメーカーやコンビニ大手が応えた、冷たい水を注ぐだけで完成する新商品が人気となっている。
日清食品が20日に期間限定で発売した「冷やしカップヌードル」が好調で売り切れる店舗が続出しているという。冷蔵庫で冷やした水を注ぎ5分待つと完成する。原材料の配合比率を工夫し、冷水でも短時間で均一に戻る麺を実現した。
ファミリーマートもカップに入ったフリーズドライの「冷や汁」を6月末から販売している。冷水を注ぐだけで、本格的なだしのうまみとみそのコクを楽しめる。
全国農業協同組合連合会(JA全農)が実施した猛暑時の食卓実態調査では、他の季節と比べ夏場の食事の準備に負担を感じているかとの質問に「とても負担」との回答が28・5%、「やや負担」も45・3%で、合わせて7割超が負担に感じているとの結果になった。
