大エジプト博物館が盛況 開館半年、中東情勢横目に
【カイロ共同】エジプト・カイロ近郊ギザにある日本が建設を支援した「大エジプト博物館」が5月で正式開館から半年を迎えた。2月末に激化したイラン情勢などで中東が緊張する中でも世界各地の観光客が訪れ、連日混雑している。エジプト政府は年間来場者数600万人を目標として集客に力を入れる。
4月末、同館は欧州、北米、南米、アジアなどからの客や、遠足のため訪れた地元エジプトの児童生徒らでごった返していた。ツタンカーメンの「黄金のマスク」などの目玉展示には人々が群がり、熱心に写真を撮影したり、ガイドの説明に聞き入ったりしていた。
エジプト人ガイドのナダ・ハリドさん(36)は「古代に戻ったような感覚になる場所で、客の満足度は高い」と同館を評価する。イランによるペルシャ湾岸諸国への攻撃で飛行機の乗り継ぎが難しくなった一部の客が渡航をキャンセルした時期はあったが「全体的な出足にほとんど影響はない」と話した。
