マイクロン、広島工場拡張 AI向けメモリー生産強化

 米半導体大手マイクロン・テクノロジーの子会社マイクロンメモリジャパン(広島県東広島市)は4日、広島工場でクリーンルームを拡張する工事に着手したと発表した。人工知能(AI)の普及により、先進的なメモリー半導体の需要が高まっており、次世代DRAMなどの製造能力を強化する。

 今回は約2万8千平方メートル規模の増設を実施。今後、段階的に工事を進める。千人以上の雇用創出を見込む。総額1兆5千億円の設備投資を計画。経済産業省は今回の工場拡張に対し、設備投資と研究開発に最大5360億円を支援する。

 起工式には、岸田文雄元首相や赤沢亮正経産相らが出席した。岸田元首相は「AIの社会実装を進める中で、高性能半導体の需要は今後ますます拡大するだろう。広島での取り組みは重要性を増していくと確信している」とあいさつした。

 赤沢経産相は工場内の視察とマイクロンとの意見交換を行った。記者団に対し「引き続き良好な日米関係を維持することで、マイクロンのチャレンジを支援していきたい」と述べた。

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