JR九州、タッチ決済を導入へ 来年4月、グループ初

 JR九州は12日、クレジットカードなどを改札機にかざして運賃を支払う「タッチ決済」を、来年4月から一部駅で本格導入すると発表した。JRグループで鉄道路線に本格導入するのは初めて。利用者の利便性を高め、交通系ICカードを持たないインバウンド(訪日客)などを取り込む狙いがある。

 対象は福岡、佐賀県内の4路線で、在来線の計92駅を予定。まずは来秋ごろをめどに鹿児島線の門司港-久留米間や香椎線の海ノ中道駅で利用できるようにし、福北ゆたか線などに範囲を広げる。

 JR九州は2022年7月から、福岡、佐賀、大分、鹿児島の4県にある一部駅で、実証実験を実施しているが、来年3月末で終える。

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