中国の消費者物価0・1%上昇 3月、2カ月連続プラス

 【北京共同】中国国家統計局が11日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で0・1%上昇した。プラスは2カ月連続。2月に昨年8月以来、6カ月ぶりのプラスに転じていた。中国は不動産不況を受けて物価下落が続きデフレ懸念が強まっていたが、今後も上昇が続くかどうかが焦点となる。

 中国人民銀行(中央銀行)が2月に、金融緩和を実施するなど景気対策を進めている。

 品目別に見ると、旅行が6・0%上昇したほか、ガソリンなどの燃料が2・2%上がった。食品は2・7%下がった。うち中国の食卓に欠かせない豚肉は2・4%の下落だった。値下げ競争が進む自動車などの乗り物は4・6%下がった。

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