九響が10月にハノイで公演 音楽で交流、弦楽器響かせ
九州交響楽団(福岡市)は4日、福岡県庁ロビーで開催した無料コンサートで、10月下旬にベトナムの首都ハノイを訪れて公演すると発表した。首席指揮者の太田弦さん(32)は、九響がアジアを中心に音楽で交流することを目標の一つに掲げていると強調。「新しい聴衆に九響の音を聴いてもらうのが楽しみ」と意気込んだ。
コンサートではバイオリンやビオラの団員が熊本県に伝わる民謡「五木の子守唄」やベトナム民謡「チョン・コム」などを披露。華麗な響きに会場は拍手に包まれた。
チン・ティ・マイ・フオン在福岡ベトナム総領事は、現地では若者を中心にクラシック音楽への関心が高まっているとし「両国の友好を深める良い機会。大成功を期待する」とあいさつ。服部誠太郎県知事は「卓越した演奏技術で福岡の文化、魅力を伝えて」とエールを送った。
九響によると、海外公演は韓国に続き2回目。10月24、25日の2公演を予定し、モーツァルトやブラームスの曲を演奏する。
