「欧州CL・1次リーグ、CSKAソフィア1-2モナコ」(15日、ソフィア)
1次リーグ第1戦が行われ、モナコのMF南野拓実(31)がアウェーのCSKAソフィア戦に先発出場して後半13分までプレーした。昨年12月に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷を負ってから試合出場は初めて。チームは2-1で勝った。鈴木唯人らのフライブルク(ドイツ)はホームでヤブロネツ(チェコ)に3-2で勝った。鈴木唯はフル出場し、後藤啓介は後半26分からプレーした。
帰ってきた。昨年12月に負った大けがを乗り越えた南野は、充実した表情で言った。「何よりもまたピッチに帰ってきて、サッカーをして、チームの勝利に貢献できるというのはうれしい」。待ちに待った公式戦復帰だった。
中盤の右サイドで先発すると、いきなり得点に絡んだ。前半3分、中央でうまくターンして前を向き、右へ展開。自身はゴール前まで駆け上がり、再びボールを受けて左へつなぐ。一連の見事な速攻から先制点が生まれた。
選手として最大の危機といえる負傷で、ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会にも間に合わなかった。「本当に悔しい思いがたくさんあった。この気持ちを晴らすまでサッカーはやめない」という強い覚悟で復活を果たした。
31歳になったベテランには、再び日本代表のメンバーとしてプレーすることへの期待もかかる。「まずは(モナコの)日常の中でもう一回戦って、スタメンを取って試合に出て、自分ができることを証明したい」。地に足を着けながら、新たな高みを目指す。