サンプドリア吉田麻也、フル出場も屈す 3カ月ぶりの再開初戦で試合勘不足も

 「イタリア1部リーグ、インテルミラノ2-1サンプドリア」(21日、ミラノ)

 イタリア1部(セリエA)サンプドリアのDF吉田麻也(31)はリーグ再開初戦となったインテル・ミラノ戦にフル出場したが、1-2で敗れた。

 中断が明け、約3カ月半ぶりに迎えた公式戦。吉田は「練習不足、試合勘不足、過密日程とけがをする要素が集まっている。暑さも含めて賢く戦わないと」と課題を口にしていたが、初戦は試合勘の狂いが垣間見えた。

 追加点を許した前半33分、ベルギー代表FWルカクとの1対1で相手をスピードに乗せなかったところまでは悪くなかった。だが、味方が加勢し2対1になっても球を奪いにいけず、間を通されたパスを起点に失点した。

 新型コロナで深刻な被害が出たカルチョ(サッカー)の国。勝利はもちろん、ピッチで戦う姿を見せること自体に意義がある。「イタリア人は本当にカルチョが好き。サッカーが社会をいい方向に変えてくれるんじゃないか」と吉田。そんな思いを持って踏み出した第一歩だった。

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