比嘉大吾 日本新16連続KOなるか? 日本人ボクサーの連続KO記録

 4月15日にWBC世界フライ級王者の比嘉大吾が2度目の防衛戦を行う。浜田剛史氏らとともに15戦連続KOの日本記録を持つ比嘉。KO勝ちすれば単独日本新となる。日本人連続KO勝ち記録上位者をまとめた。

公開日:2018.4.8

【1位タイ・15連続KO】浜田剛史 元WBC世界スーパーライト級王者

15試合連続KOの日本記録を持つ浜田剛史
1985年4月5日デイリースポーツ紙面

 【1985年4月5日デイリースポーツ紙面より】「日本王者・浜田剛史 KO2R タイ王者・ダウトン・チュワタナ」(4月4日、後楽園ホール)KOマシン浜田のマサカリパンチがさく裂。自己の持つ日本記録を更新する15連続KO勝ちを飾った。(中略)2回、左のボディブローから右フックを顔面に返してダウンを取った。ダウトンは鋭い日本刀で切られたようにパンチが当たってしばらくしてからドスンと横転した。立ち上がったタイの王者に対し浜田はボディー連打からまた右フックを顔面に返した。今度はさすがのダウトンも2度と立てなかった。(中略)「1回に倒しても10回に倒しても、ボクシングに100点はありません。ビデオを見て反省します」と全くおごりはなかった。

1986年7月25日デイリースポーツ紙面

 連続KO記録は15で止まったものの、1986年7月24日、世界初挑戦となったレネ・アルレドンド戦で電光石火の1回KO勝ち。そのハードパンチをまざまざと見せつけて世界王座を奪取しました。

【1位タイ・15連続KO】比嘉大吾 WBC世界フライ級王者

2018年2月5日デイリースポーツ紙面

 「ボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ」(4日、沖縄県立武道館) 王者の比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が、2度目の防衛戦で同級9位のモイセス・フエンテス(メキシコ)を1回2分32秒、KOで下し、15試合連続KO勝利の日本記録に並んだ。

比嘉大吾 瞬殺V2 日本新!デビューから15連続KO 故郷で師匠の“リベンジ”

 無数の指笛が響き渡る沖縄独特の雰囲気に包まれた会場で、元世界2階級制覇王者フエンテスに襲いかかった。開始早々に左フックを浴びたが、攻める姿勢を崩さなかった。カウンター気味の右ストレートでぐらつかせると、ラッシュをかけ、最後は左ボディー、左アッパー、右ボディーでキャンバスにはわせてレフェリーのストップを呼んだ。

比嘉大吾 瞬殺V2 日本新!デビューから15連続KO 故郷で師匠の“リベンジ”

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