家で学校で公園で一度はやった!憧れた!僕らの昭和プロレス技①
子供の頃に一度はやった、憧れたプロレス技の数々。でも危ないので、Don't try this at home.(=おうちではマネしちゃだめよ)。固有名詞などの表記は当時のもの(敬称略)
公開日:2017.2.21

原爆固め(ジャーマン・スープレックス・ホールド)の派生技で、ホールドせずに投げっぱなす。ゲイリー・オブライトが第一人者。体が硬くてブリッジが苦手という問題を、パワフルとかワイルドというイメージにすり替えてアピールできる効果もある。ジャーマンに比べて技術がいらない上、かける側は気持ちがいいので、学生時代の“体育館プロレス”で人気の高かった技。いつも高跳びマットの上で先輩に技かけられてた谷口君、元気かなぁ…
【16文キック】シンプル イズ ベスト。ジャイアント馬場のデカさの象徴16文(※ホントは14文)

英名ビッグブーツ。相手の顔面に食らわす前蹴り。ジャイアント馬場の代名詞だが、馬場の足のサイズは、実は16文ではない。馬場によれば、海坊主スカル・マーフィとタッグを組んだ際、「お前もキックだ!」と指示されてとっさに出したのがきっかけ。長身だと見栄えが良く、超獣ブルーザー・ブロディが名手。蝶野正洋のケンカキックなどのバリエーションがある。
16文キック
▽主な使い手=アンドレ・ザ・ジャイアント、田上明、高山善廣
カウンター狙いで待っているのがわかっていても、ついつい吸い寄せられてしまう“魔性の16文”は、写真のようにほとんどが左足で蹴る。右利きの馬場が左で蹴るワケは、元プロ野球の投手だった名残で投球フォームに由来するからだとか。ちなみに巨人軍時代の馬場の思い出について世界の王貞治は「練習後ものすごい速さでサイダーを飲み干して驚いた」と話していた。

16文ほどデカくないけど、痛いぞ蝶野のヤクザ、もといケンカキック

身長も足も馬場ほど大きくはないが蝶野正洋のケンカキックも強烈。蝶野の風貌や荒々しい蹴り方からヤ●クザキック(いまさら伏せ字にしても仕方ないけど)と呼ばれていたが、テレビや雑誌(アサ芸、週刊大衆除く)などで「ヤ●ザ」を連呼するのはいかがなものかという懸念からケンカキックに改称された。トランプが米大統領になった遠因とも言われるポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)が、日本にも90年代から浸透していた証左だろう。
