ガッツ石松さん逝く 最後の仕事は3月、歩くのもギリギリでも「OK牧場!」 元プロボクサー大嶋宏成さんのジム開きセレモニー
ボクシングのライト級で日本人初の世界王者になり、現役引退後はタレント・俳優としても幅広く活躍したガッツ石松(本名鈴木有二=すずき・ゆうじ)さんが2日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。11日に所属事務所が発表した。76歳。栃木県出身。葬儀・告別式は近親者で執り行った。
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ガッツさんの最後の仕事は3月8日、“元祖入れ墨ボクサー”として知られる元日本ライト級1位の大嶋宏成さん(51)が東京・板橋に開設したジム「大嶋拳闘倶楽部」のジム開きセレモニーだった。ガッツさんは得意のフレーズ「OK牧場!」も繰り出すなど笑いを誘ったが「元気さはなくなりました。やっぱり年ですね。年には勝てない」とぼやいていた。
ガッツさんとは、自身の引退後から10年ほどの付き合い。3、4年ほど前までは頻繁に電話で話していたが、最近は連絡がなくなっていたこともあり、ジム開きに招待したところ、来場してくれたという。
当日の様子を「歩くのにも支えが必要な感じで、ギリギリの状態だった」と説明。セレモニー後、来場した元世界王者メンバーと近所のすし店で打ち上げをした際には「ほとんど話さなかったけど、久々にいろんな方に会ってうれしかったのか、長くいてくださった」と明かした。
ガッツさんが元気な頃は直接会うことも多く、「自分の居酒屋(上井草「いきや」)にも来てくれました」と大嶋さん。「最後に来てくれたのは2022年5月。ビールを1、2本飲んで帰られましたが、その頃はもう元気がなかった感じでした」と振り返った。
ガッツさんの人柄を「いい意味で我が強いというか、ゴーイングマイウェイの人。テレビで見る、あのままの人でしたね」としつつ「やさしい面もあって、そこにみんなグッときてしまうんですよね」としみじみ。「ボクサーとしてもものすごい実績を残されていますし、俳優としても、ハリウッドの映画にも出られたすごい方。僕もまだショックで、動揺しています」と声を震わせた。
