新日本プロレス「ブシロード体制」14年で終了発表 全株式をテレビ朝日&サイバーエージェントに譲渡 棚橋弘至社長「最高のリングつくる使命変わらない」

 新日本プロレスは27日、筆頭株主だったブシロードが保有していた全株式が、テレビ朝日とサイバーエージェントに譲渡されることを公式ホームページ(HP)で発表した。今後、新日本はテレビ朝日の連結子会社となる予定だが、主催大会や各種事業について現時点で変更の予定はないという。

 2012年から続いていた「ブシロード体制」が終了するにあたり、棚橋弘至社長(49)は「ブシロード様には12年に親会社となっていただき、大規模な広告展開をはじめ様々なご支援によって新日本プロレスを大きく発展させていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。そのご恩に報いるためにも、これからテレビ朝日様の連結子会社として、サイバーエージェント様のご支援も賜りながら、新日本プロレスの格段の発展を、全社一丸で目指してまいります。最高のリングをつくって皆様に楽しんでいただくという使命は変わりません」とのコメントを発表した。

 また、ブシロードの木谷高明社長も同社の公式HPでコメント文を発表した。以下全文。

 「2012年、新日本プロレスリングが次なる発展を目指す大きな転換期において、私たちは縁あってグループへ迎え入れました。それから14年間、プロレスという素晴らしいエンターテインメントの力を信じ、その魅力をさらに多くの方々へ届けるべく、皆様と共に全力で駆け抜けてまいりました。

 活動の甲斐あって、本年1月4日の東京ドーム大会では、観衆4万6913人を記録、28年ぶりとなる超満員札止めを達成することができました。世代交代の課題を乗り越え、いまや20代、30代の若きスターたちが次々と台頭し、リングの上で眩い輝きを放っています。ブシロードとして、新日本プロレスリングがここまで力強く成長した姿を見届け、次の世代へのバトンタッチをできることは、私の人生において大きな誇りです。

 しかし、新日本プロレスリングが今後さらにグローバルで飛躍し、黄金期を続けていくためには、これまでに蓄積された映像資産の最大活用と、強力な配信プラットフォームを軸とした多角的な収益化ビジネスへの進化が不可欠です。

 そこで何より創業まもなくからのパートナーであり、地上波放送で新日本プロレスリングを支え続けてくれたテレビ朝日様へ大政奉還をするとともに、最先端のデジタルメディアで新しい風を吹き込んでくれるサイバーエージェント様をパートナーに迎えた、これ以上ないベストオーナーのもとへ未来を託すことが最善であると確信いたしました。

 ファンの皆様、そして熱い闘いで新日本を支え続けてくれた選手やスタッフの皆さん、これまでブシロードと共に歩んでいただき、本当にありがとうございました。皆様の情熱と歓声こそが、私たちの最大の原動力でした。

 ブシロードの手からは離れますが、新日本プロレスリングの未来は、これまで以上に明るいと断言します。これからも一人の熱狂的なプロレスファンとして、私は皆さんが創り出すさらなる黄金期を応援し続けます。

 14年間、本当にありがとうございました。これからの新日本プロレスリングに、どうぞご期待ください」

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス