平岡アンディ判定負け 日本勢34年ぶりスーパーライト級王座奪取ならず ローブロー減点1、流れ途切れた
「ボクシング・WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ」(21日、ラスベガス)
WBA世界スーパーライト級1位の平岡アンディ(29)=大橋=は王者のゲーリー・ラッセル(29)=米国=に0-3で判定負けした。この階級の日本勢として34年ぶりとなる王座奪取はならなかった。平岡は中盤からボディーを軸に攻勢に出る場面もあったが、10回にローブローの反則で減点されたのも響き、プロ25戦目で初黒星。試合巧者ぶりが光ったラッセルが初防衛を果たした。
7回、平岡の思い切ったボディー攻めで王者ラッセルの動きが止まった。後半は挑戦者が積極的に攻めたものの、10回にローブローで減点1とされ、流れは途切れた。前半のリードを守っての勝利に、ラッセルは「適応できる自信はあった」と胸を張った。
昨年11月、一度はフロリダで決まったこのカードは興行の都合で延期に。今回、ビザ取得が遅れた平岡は現地入りが試合の2日前にずれ込むなど、苦難が続いた。
「ラスベガスでの世界戦は夢でもあった」と意気込んで臨んだ一戦でプロ初黒星。92年にメキシコで王座を奪った平仲明信以来、34年ぶりとなる国内ジム所属選手のスーパーライト級王座には届かなかった。
平岡は元アマチュア選手の父ジャスティス・コジョ・トレーナーの下で4歳からボクシングを始め、小学生時代はテレビ番組「さんまのSUPERからくりTV」に「泣き虫アンディくん」として取り上げられてきた。長いキャリアを経て、ようやく手にしたチャンスだったが、つかみ取ることはできなかった。





