井上尚弥「どんな形でも勝つ」9・14アフマダリエフとの名古屋決戦前に記者会見「すごい思い、いつも以上の気持ちで追い込んだ」

 「ボクシング・トリプル世界戦」(14日、IGアリーナ)

 大会の公式会見が12日、名古屋市で行われた。4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32)=大橋=は、対戦相手のWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=と初対面し、「すごくコンディションがよさそう。仕上がっているなという第一印象。明後日は(7月10日に行われた)この試合の発表会見でも言った通り、どんな形でも、どんな内容でもしっかりと勝ちにいくという気持ちで戦いたい」と気を引き締めた。

 名古屋決戦を前に、名古屋駅など街中で14日の一戦に向けた広告動画や看板が登場。国内で関東圏以外で世界戦に臨むのは初めてになるが、「名古屋で試合ができるということで、自分も初めてですごく楽しみ。(名古屋ジャックは)すごく力になるし、この試合への期待をすごく感じる」と井上。また、大会チケットは完売し、Leminoでの配信や映画館でも放映されるが、「この試合は自分もすごい思いでトレーニングしてきたし、いつも以上の気持ちで、精神的にもすごく追い込んでトレーニングしてきた、より多くの方に見てほしい。しっかり目に焼きつけてもらいたい。会場以外でも見ていただけるとうれしい」とうなずいた。

 16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの実績を持つアマチュアエリートに対し、キャリア最大の強敵と警戒心を強めて準備してきた。この大一番に向けて、アフマダリエフに唯一勝っている元WBA、IBF世界同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)、帝拳ジム所属の増田陸、中野幹士、村田昴、藤田健児という強力なスパーリングパートナーと練習を重ねてきた。

 プロ戦績は井上が30勝(27KO)、アフマダリエフが14勝(11KO)1敗。

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