“天心の弟”那須川龍心、階級上げてランク1位を撃破「一番キツかった」2階級制覇へ前進、現王者に挑戦状「なめてる、覚悟して」

 「RISE」(2日、大田区総合体育館)

 プロボクサーの那須川天心(26)を兄に持つ前RISEフライ級王者の那須川龍心(19)=TEAM TEPPEN=が、スーパーフライ級への転向初戦でRISE同級1位の政所仁(26)=魁塾=と対戦し、1回に左フックでダウンを奪うなど判定3-0で勝利した。プロキックでの連勝を12に伸ばし、目標に掲げる2階級制覇へ一歩前進した。

 龍心は階級を上げて初戦とあってフィジカル差で押される場面もあったが、1回にはワンツーからの左フックでダウンを奪った。2回は互角に応戦し、3回はパワーで押された後も打ち合いも見せるなど、アグレッシブに戦いきった。

 試合後リング上で「自分のキャリアの中でも一番キツい戦い、キツい相手で、この一戦で二戦分の経験ができたと思う。政所選手、ありがとうございました」と実感を込め、「階級を上げて一発目でランク1位の選手に勝ったということで、ぼちぼち(スーパーフライ級での)タイトルマッチも近づいてくると思うが、(RISE同級王者の)花岡竜選手が自分のことをなめてるなと思うので覚悟していてください」と挑戦状をたたきつけた。

 続けて、「階級を上げたことで(フライ級の)ベルトは返上して、いつ(空位となった)ベルトを懸けた戦いをやるか分からないが、自分のベルトには巻いた者にしかわからない秘密があるので、死に物狂いでベルトを取りに来てください」と明かし、ざわつかせた。

 龍心は昨年5戦5勝(3KO)と破竹の勢いを見せ、RISEの年間MVPも獲得。今年も6月21日の横浜大会で初の世界タイトルを獲得するなど、早くも3連勝を飾っている。以前は“天心の弟”として注目を浴びてきたが、兄なき現在のキック界の新たな旗手として名乗りを挙げており「革命を起こしたい」とぶち上げている。

 ◆那須川龍心(なすかわ・りゅうじん)2006年5月16日、千葉県松戸市出身。兄は“キックの神童”で現プロボクサーの那須川天心。幼少期から空手、キックボクシングを始め、アマチュア大会に出場。22年4月にRISEでプロデビューした、24年11月にRISEフライ級王座を奪取。25年6月には初の世界タイトルとなるISKA・K-1ルール世界ストロー級王座を獲得した。プロキック戦績は15勝(6KO)2敗。MMAは1勝。164センチ。

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