45歳タイチが死闘制しG1出場権奪取「史上初の敗者復活ドリームつかみ取ってやる」 石井智宏撃破で感慨「G1優勝したかのよう…」

 死闘を制し、G1出場権を得て感慨に浸るタイチ
 死闘を制し、G1出場権を得て感慨に浸るタイチ
 死闘を制し、G1出場権を得て感慨に浸るタイチ
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 「プロレス・新日本」(6日、後楽園ホール)

 真夏の祭典「G1クライマックス」(19日開幕)で、右肘を負傷した後藤洋央紀(46)が欠場することに伴い、4人によるG1出場者決定ガントレットマッチが行われた。小島聡(54)、チェーズ・オーエンズ(35)と敗退し、最後はタイチ(45)が石井智宏(49)との一騎討ちで、17分33秒ブラックメフィストにより決着。2年ぶりの出場権を手にした。

 本戦に勝るとも劣らない死闘を制した。生き残り戦となったG1切符争奪戦で、まずは小島がオーエンズに敗れて敗退。続いてタイチが入場したが、介入してきたSANADAに花道で急襲され、いきなりピンチに陥った。さらにレフェリー不在の無法地帯でグロッギー状態となったが、駆けつけた石井の救済により蘇生。オーエンズを撃破し、タッグパートナーでもある石井との一騎討ちとなった。

 互いに死力を尽くす激闘に観客はヒートアップ。肉弾戦の末、最後はタイチがトラースキックからブラックメフィストを決めて3カウントを奪った。会場が熱狂の渦に包まれる中、高ぶる感情を抑えきれないタイチは「G1を優勝したかのような感情になってごめんなさい。本当に悔しくて苦しい思いをした1年だったが、再びG1に出られて良かった」と感慨にふけりつつ、「オイ、お前ら!俺は史上初の敗者復活ドリームをつかみ取ってやる」と下克上Vへ決意を込めた。

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