ウナギ・サヤカ 爆破デスマッチへ決意「今できる一番大きい形で見送る」引退控える世羅りさへ惜別

リング上で厳しい視線を向けるウナギ・サヤカ
 攻撃するウナギ・サヤカ
 マイクで締めるウナギ・サヤカ(左から4人目)
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 ウナギ・サヤカが6日、都内の文化放送メディアプラスホールで自主興行「文化放送プロレス『VOL.4」を開催。翌日の7日に望む爆破デスマッチへの決意を口にした。

 7日のゼロワン神奈川・富士通スタジアム川崎大会では世羅りさと「プラズマ爆破デスマッチ」に出陣する。自身4度目の爆破マッチで、来年1月の引退を表明している世羅も経験済み。

 「引退する前にウナギ・サヤカを(記憶に)残したかった。世羅りさとはまたどこかでやるかもしれないけど、私と最後の大きい場所でやるなら、川崎球場の爆破がいいなと思った」

 過去の後悔が決断の背景にあった。2023年5月にスターダムで引退したひめか。ウナギは22年秋にスターダムから撤退し、引退ロードに関与できなかった。「もう二度とできないというのがショックだった」と、今年4月に引退したセンダイガールズ・里村明衣子とのワンマッチ興行(今年2月、後楽園)、11月に現役を退くOZアカデミー・加藤園子を自主興行(今年4月、両国)に呼ぶことにつながった。

 「ひめかの時とか、昔の私は引退を受け入れたくない気持ちだった。でも、今の私は寂しいとか悲しいとかいう気持ちより、その大きい決断を決めたことに対して、自分が今できる一番大きい形で見送るのが正解なのかなって思っている」

 世羅戦については「彼女はデスマッチやハードコアを刻んできた人だと思う。私はデスマッチとかやらないけど、今いる現役のレスラーの中で『コイツになら任せてもいいな』と思われるレスラーでいるために、爆破という形で今回は勝ちたいと思います」と信念を明かした。

 同じ川崎大会には復活したハヤブサも出場する。新崎人生と組み田中将斗&マンモス佐々木組と対戦するハヤブサを「すごすぎますよね。初代ハヤブサってむちゃくちゃすごかったので、多分、すごい叩いてくる人というか、応援している人なんてほぼいなかったと思うんですよ。それをも打ち破って、完璧に遂行したという精神力の強さとかマジで素晴らしいと思う。ここ近年の中で一番感動しました」と評したウナギ。不死鳥復活となった4月27日の「ルチャフェススペシャル」(両国)を振り返った。

 この日の自主興行では8月2日の東京ドームシティアトラクションズバイキングゾーン芝生広場大会を皮切りに、「7番勝負」を開催すると発表。ウナギは「令和で生きていく、プロレスで生きていく苦しいことやしんどいことは、まだ先にある。そこは必ず、私の方が見せます。お楽しみはこれからだ!」とキッパリ。ハヤブサの十八番の言葉を借りながら、自身を鼓舞した。

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