ボクシング 坪井の連打に敗れたタイ選手「早い段階で打たれることは想定外」と脱帽 「とても強かった。これからいい選手になる」
「ボクシング・8回戦」(13日、両国国技館)
ブーンルエン・ファヨン(タイ)が、アマチュア世界選手権で日本勢初の金メダルの坪井智也(帝拳)に、2回2分34秒TKOで敗れた。
1回は様子見。ただ2回からギアを上げた坪井に圧倒され、高速連打から2度のダウンを喫した。
プロデビューを飾ったアマ世界王者の強さを肌で感じ、ブーンルエンは「落胆しています。早い段階で打たれることを想定していなかった。想定外」と脱帽。続けて「スピードのある選手だった。ハードパンチャーではない印象。とても強かった。これからいい選手になる」と語った。