総合格闘技団体「ＲＩＺＩＮ」は２４日、都内で、１２月３１日にさいたまスーパーアリーナで開催される「ＲＩＺＩＮ．４５」大会の対戦カード会見を開き、サッカー元日本代表、三浦知良の次男・三浦孝太（２１）と、今回がＭＭＡデビューとなる皇治が対戦することを発表した。

　三浦はプロデビュー２連勝を飾ったが、今年５月の「ＲＩＺＩＮ．４２」でＹＡ－ＭＡＮと対戦し、１回ＴＫＯ負けで初黒星を喫した。２１年１２月にＹＵＳＨＩのＭＭＡデビュー戦の際に、勝利を飾っている三浦は「キックボクシングのすごいトップ選手とまた、やらせてもらえるので、自分自身もすごくうれしい気持ち。大みそかに呼んでいただき、榊原さんに感謝している」と喜びをかみしめた。

　皇治は今年４月に芦澤竜誠に判定で敗れ、一時は引退を宣言も撤回。ファンの熱い引き留めもあり、大みそかでＭＭＡデビューする。三浦は「皇治選手のデビュー戦を務めるのはシンプルにうれしい。皇治選手は小さいときから見てきた選手、リスペクトとしているが、試合となったら関係ない。自分が必ず勝ちたい」と意気込んだ。

　一方で皇治は自身のＭＭＡデビュー戦が、三浦孝太に決まったことに「男前やなと思って。新旧モテ男対決ちゃいますか。新旧と言ったら俺、終わったみたいになるな。男前やなあと思いますし、こんな幸せな記者会見あります？結婚式かなと思って。乱闘とかダメなんですよ、僕らプロは。三浦君みたいにスマートに行こうと思います」。静かに三浦戦への意気込みを明かした。