赤井英和の長男・英五郎が東日本新人王王座奪取!見守った父も感心「成長した」 全日本新人王に親子制覇に王手「最高の自分を」
「ボクシング・東日本新人王・決勝」(3日、後楽園ホール)
ミドル級決勝戦で元プロボクサーで、俳優の赤井英和の長男・英五郎(帝拳)が、マッチョパパ一基(協栄)を3-0の判定勝利し、東日本新人王優勝を飾った。
父が応援に駆けつけ、最前列で声をかける中、期待に応えた。1回から手数を多く出し左右フック、左右ボディーで鋭いパンチを浴びせた。3回にはアッパーを打ち込み、ダメージを与え、打ち合いを制した。
マッチョパパ一基とは昨年7月に対戦し2回TKO勝利。再戦でも完勝を飾り「マッチョ選手はうまくなってました。うまくなったマッチョさんに勝てて、自分も少しレベルを上げられたと思っています」と喜んだ。
東日本新人王戦3度目の挑戦で優勝を飾った。勝利後、息子と対面した父は「打ちにいくから打たれると思うんですけど、打たれるのは心配です。もっとガードをして打たれないようにしないと」と親心も覗かせたが「成長はしたと思います。パワーもついたと思います」とレベルアップに目を細めた。
東日本新人王の敢闘賞を受賞。これで父がタイトルを獲得した全日本新人王にもあと1勝となった英五郎は「新人王じゃない。もっと先を目指して、最高の自分をつくり上げていきたい」と、さらなる高みを見据えた。