武藤敬司 笑顔でプロレスに別れ「やっと終わった」体無事で安堵も復帰は否定「詐欺で捕まっちまうよ」

 引退試合を終えて会見する武藤敬司
 大勢の報道陣に囲まれて会見する武藤敬司
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 「KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~」(21日、東京ドーム)

 プロレス界のスーパースター武藤敬司(60)が、新日本の内藤哲也(40)との引退試合に臨み、最後は内藤の必殺技「デスティーノ」で3カウントを奪われ、敗れた。さらに試合後、ともにデビュー戦の相手を務めた蝶野正洋(59)をリングに呼び込み、追加の“ラストマッチ”も完遂。1984年のデビューから常にプロレス界のトップで活躍してきた“天才”がキャリアに終止符を打ち「39年間のプロレス人生、最高に幸せでした!」と晴れやかに語った。

 涙はなく、笑顔でプロレスに別れを告げた。試合後の会見では「悲しくもなんともない。ここまでの道のりがしんどかったから、やっと終わったという感じ」としめやかな様子は皆無。リング上でも余韻を残さずに花道を後にしたが、「あっさり終わりたかった。(性格が)カラッとしてるじゃん、俺。じゅくじゅく(湿っぽく)したくない。いい終わり方だと自分でも思う」と快活に話した。

 長年蓄積した両膝や股関節や腰のダメージに加え、1月にハムストリングスの全治6週間の肉離れを追う窮地で、封印している必殺技ムーンサルトプレスこそ最後も不発に終わったものの、リング上では最後まで武藤敬司を貫いた。

 元気なままリングを降り「おかげさまで自分の足で帰れました」と安堵(あんど)しつつも、復帰の可能性について聞かれると「(東京ドームで)盛大に祝ってもらって、もし復帰したら詐欺で捕まっちまうよ」とおどけながら否定。引退後の夢については「いつも言ってるけど、普通のおじさんになりたい。普通のおじさんになるのも大変なんだよ。人工関節だし、まともに歩けないし。普通のおじさんのように、ゴルフいけるような体になりたい」と語った。

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