浅倉カンナはトーナメント初戦敗退 韓国パク・シウにタックル完封され判定負け

浅倉カンナ(左)にキックを見舞うパク・シウ
浅倉カンナ(左)にパンチを見舞うパク・シウ
2枚

 「RIZIN.37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子スーパーアトム級トーナメント1回戦MMAルール5分3回戦で浅倉カンナ(24)=パラエストラ松戸=はパク・シウ(31)=韓国=に判定で敗れた。

 練習仲間である2人の対戦。開始から距離を取っての探り合いが続く中、パクは右ストレートを浅くヒットさせ、浅倉は3度タックルを試みたが、パクの巧みな防御にテークダウンを阻止され、互い見せ場のないまま終了した。

 2回にも浅倉は2度タックルを試みたものの、パクを捕らえきれず。逆に組み付かれてオーナーに押し込まれて守勢に回る場面が目立ち、終盤にはグラウンドで上から攻められるピンチに陥ったが切り抜けた。

 そして3回。浅倉はパクに腕ひしぎ十字固めで捕らえられたが、何とか脱出。愚直にタックルを試みて反撃するが、ことごとくパクに切られ、終盤にはコーナーに追い込まれて連打を浴びる場面が目立ち、なんとか試合終了まで耐え抜いたものの、判定で涙をのんだ。

 17年にRIZIN女子スーパーアトム級ワールドGPを制して以来のトップ返り咲きを狙った浅倉だったが、初戦で姿を消した。

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