井上尚弥 メイウェザーの“ボクシング特別マッチ”に心境複雑「気持ち的に半々」

 会見をする井上尚弥(撮影・園田高夫)
 笑顔で記者の質問に答える井上尚弥
 笑顔で記者の質問に答える井上尚弥
3枚

 ボクシングのWBA・WBC・IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(29)=大橋=が27日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で会見した。外国人記者からの質問で、世界でボクシングルールのエキシビションマッチが流行している現況についての見解を求められ、「自分の気持ち的には半々。いい面もそうでない面もある」と、現役最強王者として複雑な思いを明かした。

 直近では、元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)が、9月の「RIZIN」で人気格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)とエキシビションマッチを行うことが決まっている。米国でも、YouTuberのローガン・ポールがメイウェザーとエキシビションマッチを行うなど、一般視聴者から人気を博しているが、質問者からは「ボクシングにとっていいのか悪いのか賛否両論ある。プロボクサーとしてどう思うか」と投げかけられた。

 井上は少し困ったような表情で「この質問はすごく難しいところだが、自分的には気持ち的に半々ですね。いい面もあれば、そうでない面もあるのかなと思います」と回答。「でも、こうしてメイウェザーが日本に来て試合をするということはそれだけの注目も集まるし、ボクシングというものもすごく広まるので、いいところもあるのではないかなと思う」と、言葉を選びながら考えを明かした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス