尚弥弟、井上拓真が判定勝ち!メーン前座、初黒星を喫した舞台で王座統一

 4回、古橋(左)に右フックを合わせる井上拓真(撮影・高石航平)
12回を終え古橋と笑顔で言葉を交わす井上拓真(撮影・高石航平)
 ラウンドガールと記念写真に納まる井上拓真(撮影・棚橋慶太)
3枚

 「ボクシング・WBOアジアパシフィック・日本スーパー・バンタム級王座統一戦」(7日、さいたまスーパーアリーナ)

 井上尚弥の弟で、WBOアジアパシフィック王者の井上拓真=大橋=が、日本スーパーバンタム級王者の古橋岳也=川崎新田=と対戦。拓真が序盤から優勢に試合を進め、3-0の判定勝ちで王座を統一した。

 拓真は19年11月、今回と同じくさいたまスーパーアリーナで行われた兄と同じリングで、ノルディーヌ・ウバーリに敗戦。初黒星を喫した悔しい舞台で雪辱し、これで3連勝となった。

 今年初、6カ月ぶりの実戦となった拓真は1回から効果的にパンチを当てペースをつかんだ。3回には右アッパーなどでダメージを与えたが、経験豊富な古橋も積極的に前に出て距離を詰めて対抗。最終ラウンドまでしぶとく戦ったが、拓真が主導権を握り続けた。

 王座統一となった拓真は「古橋さんのガッツあふれるスタイルに飲まれ、課題の残る試合になった」と反省。兄が戦うメーンイベントに向けて、「この後、兄の尚弥、強豪ドネアとの戦いを控えている。熱い声援をよろしくお願い致します!」とも語った。

 戦績は拓真が18勝(3KO)1敗。古橋は28勝(16KO)9敗2分け。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス