但馬ミツロ 初回56秒TKOでプロデビュー 亀田興毅会長手掛ける“100億円の男”

 1回、キム・サンホ(右)にTKO勝利した但馬ブランドンミツロ(撮影・吉澤敬太)
 1回、キム・サンホ(右)にボディをたたき込む但馬ブランドンミツロ(撮影・吉澤敬太)
 キム・サンホにTKO勝利し、亀田興毅会長(左)とポーズを決める但馬ブランドンミツロ(撮影・吉澤敬太)
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 「ボクシング・8回戦」(29日、メルパルク大阪)

 元世界3階級王者で3150ファイトクラブの亀田興毅会長(35)がプロモートする「3150ファイト vol.2」のメインイベントでヘビー級8回戦が行われ、日本初の世界ヘビー級王者を目指すアマチュア5冠の但馬ブランドンミツロ(27)=3150=が1回56秒TKOで韓国ヘビー級3位のキム・サンホー(38)=韓国=に圧勝し、プロデビューを飾った。

 日本ボクシング界では井上尚弥ら8人しか過去にいないA級(8回戦以上)でのデビュー。デビュー戦前には、興毅会長が動き、但馬と“燃える闘魂”アントニオ猪木氏(79)との対面が実現した。そこで但馬のデビュー戦の入場曲に「INOKI BOM-BA-YE」を使用することを申し入れ、猪木氏は快諾した。

 「闘魂」を継承した但馬は初回からキムを圧倒。左フックで効かせて連打を繰り出すと、すぐにレフェリーが試合を止めた。「とても幸せです。コロナ禍でデビューが2年遅れて、腰を痛めてみんなのおかげでここに立てています」とデビュー星の喜びを語った。

 日本初のヘビー級王者を目指す。「簡単なことじゃないと分かっています。誰も成し遂げていないことなので自分ならできると信じています。頑張ります」と力を込めた。

 興毅会長は但馬を「ファイトマネー100億円の夢がある」と期待する。次戦は8月14日にエディオンアリーナ大阪で主催興行を開催することを発表。但馬の日本ヘビー級王座戦を開催する意向だ。

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