那須川VS武尊実現の可能性は「5割」RIZIN・榊原CEOが結論は数週間後と明言

 総合格闘技のRIZINは30日、都内で会見を開き、「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)の対戦カードを発表。会見後に榊原信行CEOは、ファンが期待するキックボクシングRISE世界フェザー級王者の那須川天心(23)=TARGET/Cygames=とK-1ワールドGPスーパーフェザー級王者の武尊(30)=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST=との“夢の対決”が実現する可能性を「5割」と話した。

 20年大みそかには那須川が出場した総合格闘技RIZINの大会を武尊が訪れ、今年3月にはK-1の会場を那須川が訪れて対戦を誓い合った。今月20日には、武尊がK-1の大会でファンの前で対戦実現への思いを熱弁。だが、同23日のRISEの大会では伊藤隆代表が「まだテーブルについていない状況。間接的に話は聞いている間に榊原さんを挟んでの会話になっている」と現状を語り、那須川も「動きがないので、ボクもマジで分からない」と話すにとどまっていた。

 この状況の中、「ボクが調整役みたいな形」という榊原CEOは「世紀の一戦を実現するにはみんなが少しずつ我慢したり譲ったりする必要がある。誰かの思い通りに100%行くことでは実現しない」と説明。那須川は来春のボクシング転向までに残り2戦、次戦は年末のRIZIN、最後は来年3月のRISEと明言していることから、榊原CEOは「ただ、時間はない。結論が出るのは数週間後でしょうね」との見通しを示した。

 そして、実現の可能性を問われると「やっぱり五割ぐらいじゃない」と返答。「可能性はあると思う。RIZINだけで進むことであれば明確に言えるんですけど、K-1さんサイド、伊藤さんとか、スポンサーさんとか、放送局とか、配信局とか、みなさんのコンセンサスを得られるように最大限動いてみようと思います」と語った。

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