皇治 トーナメントVへ“酒&女断ち”デート疑惑報道には「焼き肉に行っただけ」
「RIZIN.29」(27日、丸善インテックアリーナ大阪)
4人が争うキックのワンデートーナメントに出場する皇治(32)=TEAM ONE=が18日、公開練習を行い、優勝に自信を示した。
トーナメントは1回戦は皇治とムエタイの元ラジャダムナンスタジアム・ライト級王者の梅野源治(32)=PHOENIX、RISEライト級王者の白鳥大珠(25)=TEPPEN GYM=とNKB2階級制覇王者の高橋亮(25)=真門ジム=が対戦し、それぞれの勝者が決勝で対戦する。
20年にK-1からRIZINに移籍後、那須川天心と五味隆典に2連敗している皇治が名誉挽回をかけて直訴し実現したトーナメント。「この2戦は結果出なかったので、今回は必ず優勝して、調子乗りまくってやろうと思っています」と意気込みを示した。
4月にプライベートジムをオープンし、ムエタイのウィラサクレック・ウォンパサー氏の指導を受けるなど「今までで一番練習した」と自負。その理由を「正直、天狗になっとった。天心君と五味選手とやった時は。こんだけモテて金持ったら調子乗りますよ。こんなんじゃあ、みんなの前で戦う資格はないと思いましたし、勝つ負けるより、強くならないといけないとすごく思って、メチャクチャ練習するようになりました」と説明した。
2カ月前から酒も断っているといい、「前までは試合前でも酒を飲んでましたし、女の子と遊んでましたけど、そういうことは全くせず、すべて練習にささげるようになった」と強調。だが、5月に週刊誌に女性との焼き肉デート疑惑が報じられたことを指摘されると、「あれは焼き肉に行っただけ。飯食うときぐらい女の子と食わせろって」と苦笑した。
初戦で対戦する梅野は日本ムエタイ界の至宝と呼ばれる実力者だが、皇治は「今回は優勝しか見ていなくて、梅野選手とか、ほかの選手は脇役で何とも思っていないです」と豪語。梅野がミドルキックを使って距離を取ることが予想されることを問われると、「オレはタフですから蹴らせてあげますよ」と不敵な笑みを浮かべ、「ひょっとこミドル。ひょっとこみたいな顔してミドルキック蹴ってくるでしょ。そこで笑えへんように注意せなあかんと対策に入ってますけど」と挑発した。