女子プロレス24年ぶり武道館で長与千種、井上京子らレジェンド大暴れ!

 長与千種(左)の胸をさわる菊タロー=日本武道館
 長与千種(中)を攻める愛川ゆず季=日本武道館
 オールスター・ランブル戦に登場した井上京子
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 「プロレス・スターダム」(3日、日本武道館)

 スターダムが旗揚げ10周年にして初、女子プロレスでは24年ぶり11回目の日本武道館大会を開催。23人参加の時間差バトルロイヤル「スターダム・オールスター・ランブル」はウナギ・サヤカが優勝した。

 所属選手だけでなく、井上京子、下田美馬、長与千種、脇澤美穂、中西百重らレジェンドレスラー、スターダム旗揚げメンバーの愛川ゆず季、美闘陽子ら団体OG、松本浩代(フリー)、さくらえみ(我闘雲舞)、まなせゆうな(ガンバレ☆プロレス)ら他団体の選手ら豪華な面々がくんずほぐれつの大乱戦を展開。だが、全23人が入場したにもかかわらず、24人目が登場。なんと男子レスラーの菊タローで、長与の胸をもむなどセクハラファイトでひんしゅくを買ったが、中西が丸め込んで撃退した。

 最後は“COSMIC ANGELS”のウナギ、白川未奈の2人と愛川1人が対峙する展開に。最後はゆずポンキックからの猛虎原爆固めで白川を仕留めるなど奮闘した愛川を、ウナギがかかと落としで愛川をエプロンから落として優勝した。

 惜しくも優勝に手が届かなかった愛川は「8年近くぶりのリングだったんですけど、思ったよりも楽しかったです」と充実の表情。「81日間、主婦としてこの日のリングのために一所懸命トレーニングしてきて、現役の時と違うのは、結婚して、子どもを産んでってことなんだなと思うんですけど、練習はたくさんの方々の協力がないとできませんでした。旦那さんのお母さんだったり、保育園の先生だったり、感謝の気持ちがメチャクチャ大きいです。この10周年の武道館で、なにより(ロッシー)小川さん(エグゼクティブプロデューサー)が笑顔になってくれたら、私はそれでうれしいです」とリングに上がるまでの努力を振り返った。

 武道館では他団体で一度経験しているが、「ただの主婦がこの武道館の舞台に立てたというのは、私が(スターダムで)2年半頑張ってプロレスラーとして戦ったご褒美だったんじゃないかと思います」と喜んだ。

 優勝したウナギは「レジェンドがたくさん出るリングで勝ち残れて、本当にうれしいです。スターダム10周年ということで、私はまだスターダムに上がらせてもらって4カ月なんですけど、11年以降のスターダムを作っていけるよう、しっかり頑張って行きたいと思います」と奮闘を誓った。

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