木村花さんから「ラブレター」もらった元アイドルレスラー「現実なんだな…」

 元女子プロレスラーで、「スターダム」でGMを務めていた風香が25日、ブログを更新。同団体所属で23日に22歳の若さで亡くなった木村花さんとの思い出をつづった。

 「なんか…現実なんですね。日中は子供たちが騒いでくれるので無心でいられますが、夜中から早朝に現実が突き刺さる。眠れなくて夜中に携帯を見てて、木村(響子)さんが救急車の外で泣きながら拝んでたという記事を読んで涙が止まらなかった」とショックの大きさを明かした。

 人気番組「テラスハウス」に出演していた花さんは、SNSでのいわれなき誹謗(ひぼう)中傷に苦悩していたとされる。

 風香は「もしコロナの時期じゃなかったら…リングで輝いて、仲間やファンの方と話せて、練習や取材があって、遊びに行けたら、心ない言葉と闘う時間は少なかったかもしれない。今だからそれが1日の全てになって、逃げ場がなくなったのかもしれない…」と“自粛”期間も木村さんを追いつめた一因になった可能性があるとした。

 「現実逃避することで子供たちのために変わらない生活をしてたけど、木村さんから葬儀の詳細が届いて、あぁもうどうにもならないほど現実なんだな…って」と花さんの死を受け入れざるを得ないことに落胆した。

 「選手の頃、花ちゃんからもらったラブレター」と幼いころの花さんと撮影した写真をアップ。花さんは「どうしてママは風香ちゃんみたいな服着ないのかな?」と風香のアイドル風のいでたちが気にいっていたといい、「『私はプロレスラーにはならないけど、もしなったら風香ちゃんの味方になってママ(ヒール)と闘う』って言ってくれてた」と懐かしみながら回想した。

 「でも、大人になった花ちゃんが選んだのは木村さんと同じプロレスラーでヒール。とんでもなくオーラのある選手だった」と“レスラー・木村花”を高く評価した。

 また、「私が潔癖症で、『リング(仕事)でもふざけてするキスは嫌だ!』というのを聞きつけたらしく、何度も本気の力で仕掛けてきた」と楽しい裏話も披露。「『花ちゃん、あーゆーときはフリでいいから!』というと、『本気だからおもしろいんです!』と一蹴されたことも。思い出は尽きない」と続けた。

 「いつもは、まだ起きないでー!と思う子供たちのお昼寝。こんな日は早く起きて、考える暇がないくらい大騒ぎしてほしいと思う」と本音を吐露。最後は「花ちゃんありがとう。大好きだよ」と天国へメッセージを送った。

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