井岡、最強挑戦者シントロンと大みそかV1戦 父となり初世界戦「結果にこだわる」
日本人初のプロボクシング世界4階級制覇を達成したWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(30)=Reason大貴=が10日、都内のTBSで会見を開き、12月31日に東京・大田区総合体育館で同級1位ジェイビエール・シントロン(24)=プエルトリコ=と初防衛戦を行うと発表した。
シントロンはロンドン五輪で8強入りし、プロ転向後は11勝(5KO)1無効試合の戦績を残し、8月に江藤光喜(白井具志堅)との挑戦者決定戦を制して初の世界戦へこぎ着けた。
無敗の最強挑戦者を迎え撃つ井岡は8月に第1子の長男が誕生。父になって初の世界戦に「1位の選手とやると言うことでホッとはしていられない。今回も難敵だと思いますけど、勝つというテーマを持って結果にこだわっていきたい。(長男が)生まれて感じるものもありますけど、一家の大黒柱として家庭を守っていく中で、強い気持ちを持ってやっていくことに変わりはない」と意気込みを示した。