RIZIN・榊原氏、パッキャオ推薦選手の「会ったことない」発言で謝罪「説明不足」

榊原実行委員長(右)と笑顔で握手するパッキャオ(撮影・園田高夫)
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 「総合格闘技・RIZIN」(21日、横浜アリーナ)

 前日計量が20日、都内で行われ、全12試合に出場する24選手はすべて1回目でパスした。

 会場にはRIZINとプロモーションに関する契約を結んだボクシング世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)も現れてあいさつしたが、榊原信行実行委員長は、パッキャオが推薦し、RISE世界フェザー級王者の那須川天心(TARGET)とキックボクシングルールで対戦するWBCムエタイ・フライ級フィリピン王者フリッツ・ビアグタン(フィリピン)が前日に「パッキャオと会ったことがない」と発言したことについて謝罪した。

 計量終了後に会見を開いた榊原氏はまず、フリッツが会ったことのないパッキャオから推薦を受けた経緯について説明。RIZIN側は、パッキャオ側にフィリピン選手の推薦を要請したが、キックボクシングルールで那須川と戦える選手がいないと言われたとのこと。そこで、フリッツの父でフィリピンにムエタイを持ち込んだというレイ氏を紹介されてフリッツの参戦を取り付け、パッキャオ側から推薦を受ける許可を得たという。

 このことから、榊原氏は、フリッツがパッキャオ推薦選手であることに「何の問題もない」と強調。だが、「説明不足。弟子でもないし、刺客とも言っていないが、どう言う形での推薦かというのが抜けていた。誤解を呼んだことはお詫びします」と謝罪した。

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