トップランクと契約の岡田博喜 米進出2戦目は元世界王者・ベルトランと激突

 ボクシングのトップランク社は16日(日本時間17日)、元WBO世界ライト級王者のレイムンド・ベルトラン(37)=メキシコ=が2月10日に米国カリフォルニア州フレズノのセーブ・マート・アリーナで、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者の岡田博喜(29)=角海老宝石=と対戦することを発表した。

 昨夏、米国プロモート大手のトップランク社と3年契約を結んだ岡田は9月に米国デビュー。クリスチャン・コリア(アルゼンチン)に判定勝ち。そして米進出2戦目で元世界王者との対戦が決まった。

 ベルトランは15年5月にラスベガスで粟生隆寛(帝拳)と空位のWBO世界ライト級を争うはずだったが、計量で体重超過となり失格。しかし試合では2回TKO勝ちしたため王座は空位となった。さらにベルトランから禁止薬物スタノゾロールの違反が発覚したため、試合は無効試合となった。罰金、出場停止処分を経て復帰したベルトランは18年2月にパウルス・モーゼス(ナミビア)と空位のWBO世界ライト級王座を争い、判定勝ちした。同年8月のホセ・ペドラサ(プエルトリコ)との初防衛戦で判定負け。岡田との試合が再起戦となる。

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