棚橋弘至、完全復活でIWGP戴冠誓う オメガも上から目線でV宣言

 「プロレス・新日本」(3日、新木場スタジオコースト)

 毎年1月4日恒例の新日本プロレス・東京ドーム大会の前日会見が3日、都内で公開形式で開かれ、IWGPヘビー級選手権試合で対戦する王者ケニー・オメガ(35)と挑戦者の棚橋弘至(42)が最後の舌戦を展開し、両者とも勝利に自信を示した。王者クリス・ジェリコ(48)に内藤哲也(36)が挑戦するIWGPインターコンチネンタル選手権試合はノーDQ(反則裁定なし)戦で行われることになった。

 昨年のG1クライマックスを制して挑戦権を手にした棚橋がオメガにイデオロギー闘争を仕掛け、激しく意見を戦わせてきた2人。この日は棚橋が「ケニー、オレは怒ってるよ。新日本プロレスにおいて怒りという部分は受け継がれてきました。その怒りがオレにはなかったのか、見せずに戦ってきたのか。東京ドームでこの怒り、ケニーにぶつけます。怒りをもって、棚橋は東京ドームで完成します」と、完全復活の戴冠を誓った。

 一方、オメガは「この試合は日本のプロレスの救世主、ケニー・オメガが主役になる試合だ。だから、全力できてくれていい。ダウンするのはお前だ」と、上から目線で勝利を宣言。さらに、「3カウントを取った後も自分の気持ちは収まらないかもしれない。倒れているお前に対して、オレはこの手を首にかけるかもしれない。お前は本当の死体になる。お前の長く惨めなプロレス人生が終わりを告げる」と、棚橋に負けじと怒りをぶつけ、息の根を止めることを予告した。

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