ノア・森嶋猛の対戦要求に杉浦貴が激怒「お前が復帰しようが関係ない!」
「プロレス・ノア」(1日、両国国技館)
丸藤正道の20周年大会が行われ、15年に引退したものの今年10月に復帰することを宣言している元ノアの森嶋猛がGHCヘビー級王者の杉浦貴との対戦をアピールした。
森嶋はテレビの解説を務めていたが、拳王、小峠篤司、マイバッハ谷口組が高木三四郎、HARASIMA、男色ディーノ組に敗れた後、かつての子分だった拳王に呼び出させて客席に“乱入”。まずはマイクを手に「ノアファンのみなさん、お久しぶりです。丸藤正道、20周年おめでとうございます。しょっぱい試合したら承知しねえからな」と、荒っぽくあいさつした。さらに、自身のTシャツを拳王に手渡し、「杉浦に渡してくれ」と命じて、対戦を要求した。
だが、次の試合に出場した杉浦が試合後のインタビューでそのTシャツを見かけると、手にとって全身の汗を拭いてポイ捨て。それが森嶋の対戦要求を伝えるTシャツだったことを知らされると、「気がつかなかった。雑巾かと思ったよ」と、とぼけた後に表情が一変し、「なんか変なマイクを使って、余計なことをしたらただじゃ済まねえぞ。今日は丸藤正道の20周年、めでたい大会なんだ。お前が復帰しようが関係ないんだよ。今度邪魔したらただじゃ済まねえぞ」と、森嶋への怒りをぶちまけた。



