山中、ネリにTKOで敗れる 岩佐は初防衛に成功

 ボクシングのダブル世界戦は1日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級では山中慎介(帝拳)がルイス・ネリ(メキシコ)との再戦で2回1分3秒TKO負けし、試合後に現役引退の意向を表明した。ネリは前日計量に失敗して王座剥奪となったため、王座は空位のまま。

 山中はネリの攻めに守勢となり、1回にダウンを奪われた。2回にも続けてダウンを喫し、レフェリーが試合を止めた。

 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級は王者の岩佐亮佑(セレス)が同級13位のエルネスト・サウロン(フィリピン)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。

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