初防衛のローマン「亀田と戦ってもいい」松本に大差判定勝ち

 「ボクシング・WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(28日、後楽園ホール)

 世界初挑戦で同級11位の松本亮(24)=大橋=は王者ダニエル・ローマン(27)=米国=に0-3(110-118、109-119、109-119)の判定で敗れ、王座奪取はならなかった。ローマンは初防衛に成功。戦績はローマンが24勝(9KO)2敗1分け、松本が21勝(19KO)2敗となった。

 身長、リーチで上回る松本だったが、序盤からローマンの執拗なボディー攻撃に苦しだ。果敢に打ち合いに挑んだが、時折放った有効打も単発に終わり、大きな見せ場を作ることはできなかった。

 初防衛に成功したローマンは「マツモトは強い相手で難しい試合だった」と挑戦者を称えた。王者らしく終始攻勢に出て手数でも松本を圧倒。判定の結果を待つ間も「勝ったと思った。試合を支配できた」と胸を張った。

 次戦は元WBA世界スーパーバンタム級暫定王座で同級1位のモイセス・フローレス(31)=メキシコ=との指名試合となる予定。「その後は統一戦をしたい。どのチャンピオンとでも戦う。カメダとやってもいい」と、WBA同級3位・亀田和毅(26)=協栄=の名前も挙げた。

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