蝶野正洋がリング復帰!復活TEAM2000の総監督「何かあればビンタ」予告

 “黒のカリスマ”がリングに帰ってくる!プロレスラーの武藤敬司(55)がプロデュースする興行「プロレスリング・マスターズ」(2月16日、後楽園ホール)の会見が11日、都内で開かれ、プロレスラーを休業している蝶野正洋(54)が、自身が率いていたユニット「TEAM2000」を復活させ、その“総監督”として参戦することを発表した。

 体調面の問題などにより、14年4月の道頓堀プロレスを最後にプロレスの試合から遠ざかっている蝶野。今回はレスラー復帰ではないものの、「TEAM2000」のメンバーの天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤、AKIRAが組むタッグチームの指揮を執り、武藤、長州力、藤波辰爾、獣神サンダー・ライガー組と対戦する。

 武藤と蝶野はかつて故橋本真也さんと“闘魂三銃士”と呼ばれ、タッグを組んだこともあれば、抗争も繰り広げたこともあるライバル。武藤が「やっと因縁のある蝶野を引っ張り出すことができました」と話せば、蝶野は「きっかけは自分がMCをやっている番組で、武藤さんがゲストできたときに、話が出ました。自分は試合をやっていないので、ヒロ斎藤さんに声をかけたら4人が集まった」と出場の経緯を説明。「自分は総監督という形。みんな言うことを聞かない連中だと思いますから、オレが采配する。相手は90年代のトップが集まっているので、どれだけ上手に試合を回すか。勝ちに行く」と意欲を示した。

 近年は日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の年末特番でタレントの月亭方正をビンタで張り倒す役でおなじみとなっており、「得意技がビンタになっちゃってますから、もし何かあったときに出せるのはビンタ。ビンタは年に1回、山崎君(月亭方正の本名)にしかやらないと言ってますが、リングの上であれば問題ないと思う」と緊急事態には乱入することも示唆。すると、武藤は「こっちの監督は山崎方正にオファーしてみようか」と笑いを誘った。

 また、武藤は蝶野と将来的に対戦する希望があるかを問われると、「それはありますよ」と明言。「引退というようなことを考えた場合、蝶野とデビュー戦をしてるから、引退試合もとなると、世界見渡しても過去に例がないんじゃない。そんなおぼろげな夢も抱いてますよ」との構想も口にした。

 さらに、蝶野は「若いファンにはビンタのおじさんとしか思われていない雰囲気がある」と苦笑。「今回は昔のプロレスを見てきた人がいらっしゃるということですが、今のファンにも来てもらいたいですね」と呼びかけた。

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