堀口恭司が“アンゴラ番長”を肩固めで撃破 ダメージ負うも夜の決勝へ
「RIZIN」(31日、さいたまスーパーアリーナ)
バンタム級トーナメント準決勝が行われ、世界最高峰の総合格闘技団体UFCでも活躍した堀口恭司(27)=アメリカン・トップチーム=は、“アフリカン・クレイジーホース”、“アンゴラ番長”の異名を持つマネル・ケイプ(24)=アンゴラ=を最終ラウンド4分27秒に肩固めで沈め、同日夜に行われる決勝進出を決めた。
開始30秒で堀口の右拳がケイプのこめかみにヒットしよろつかせたが、その後、ケイプが圧力をあげて反撃。それでも終始、堀口が試合をコントロールすると、第2ラウンド中盤以降にカウンターの右ストレートを立て続けにヒットさせ、何度も膝をつかせ、最後は肩固めでレフェリーストップをもぎとった。
しかし、最終ラウンドにケイプの頭が顎にヒットするアクシデントにより、思わぬ大きなダメージを負った堀口。決勝に向け、不安を残した。心配ないことを強調するようにマイクを握った堀口は「あんまり得意じゃないサブミッション(関節技)で決めました。まだ試合がありますけど、しっかり優勝します」と、宣言した。