辰吉丈一郎ほめた「動けていた」

 「ボクシング・8回戦」(24日、東和薬品RACTABドーム)

 元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎(47)の次男、寿以輝(21)=大阪帝拳=がプロ第7戦に臨み、タイフェザー級1位のノーンディア・ソーバンカル(22)=タイ=を3回2分19秒、KOで下した。約1年2カ月ぶりに勝利し、戦績を7戦7勝(5KO)とした。

 寿以輝の再起戦を家族もリングサイドから見守った。父丈一郎は「ブランクのある中でよく動けていた。ブランクはホンマに怖いから」と及第点を与え、世界王者を目指す息子に対して「先に俺がベルトを巻く」と宣言した。妻優さんは7月8日に生まれたばかりの長女莉羽(りう)ちゃんと共に観戦。「ドキドキしましたが、カッコ良かったです。ほれ直しました」と、夫の勝利に安堵(あんど)した。

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