王者アルグメド 京口は眼中になし?9月ラスベガスで次回防衛戦が決定

 「ボクシング・IBF世界ミニマム級タイトルマッチ」(23日、大田区総合体育館)

 同級9位の京口紘人(ワタナベ)の挑戦を受ける王者ホセ・アルグメド(メキシコ)が20日、東京・五反田のジムで練習を公開した。

 美しいビーズアクセサリーなどで知られるメキシコの先住民族ウィチョール族のアルグメドは、来日時点ですでにリミット1・3キロ超だったが、この日は500グラム超まで絞ったというボディーを、シャツを脱いでアピール。「タフな練習をしてきた。それが自信になっている」とシックスパックを披露した。

 15年12月に高山勝成(仲里)に判定勝ちして王座獲得し、今回が4度目の防衛戦。「あれから自分のスタイルは変わった。多くの経験を積んだし、テクニックも増した」と言う。京口については「彼は強い選手とやっていないので、早い回で終わった試合が多い。だが、今度の相手は私だ」と自信を見せた。自身のボクシングは「攻撃的だと思う。左フックをレバーに入れるのが得意。ダウンしたことは一度もないよ」と話した。

 並々ならぬ自信と取れるのが、防衛を前提に、9月16日にラスベガスで行われるゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)-サウル・アルバレス(メキシコ)カネロ戦のアンダーカードで、同級3位のカルロス・ブィラゴ(ニカラグア)との防衛戦が決定していること。今回の試合から2カ月足らずのハードスケジュールだが「タフな練習をしてきたし、京口をKOしてラスベガスに行くつもりだ」と不敵に笑った。

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