新日本・BOSJ KUSHIDAが田口を新技葬!Bブロック8人全員6点の大混戦に

田口隆祐(右)を攻めるKUSHIDA=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(29日、後楽園ホール)

 ジュニアヘビー級のシングルリーグ戦「BEST OF THE SUPER Jr.」Bブロックの公式戦4試合が行われ、勝ち点4のKUSHIDAが勝ち点6の田口隆祐を下すなど、8選手全員が勝ち点6点で並んでリーグ最終戦に突入する大混戦となった。

 KUSHIDAは田口とレスリングの攻防で主導権を握り、複雑な関節技などで腕に集中攻撃を加えるが、田口もオーマイ&ガーアンクルを執ように狙い、さらにはギタってからのケツイェ、投手のアンダースローのフォームで繰り出すボディーブローなどで応戦。20分を超える激闘は最後、KUSHIDAがスモールパッケージホールドの形で相手を頭から落とす新技バックトゥザフューチャーでトドメを刺した。

 試合後は、「上には獣神サンダーライガー、下には高橋ヒロムがいる。その中で、三十路世代、まだまだここからですよ」と同じ30代の田口にエールを送ったKUSHIDA。「3勝3敗にもかかわらず、オレはまだ生きている。ハードスケジュールにもかかわらず、オレはこうしてリングに立っている。3勝3敗にもかかわらず、オレは代々木(決勝が行われる国立代々木第2体育館)をあきらめていない。“にもかかわらず”を見せるのがプロレスラーの仕事だと思ってるから」と、逆転Vへ闘志を燃やした。

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