王者・山中慎介、長谷川穂積から刺激 「常に自分を追い込んでいる」

 WBC世界バンタム級王者の山中慎介(33)、前WBC世界スーパーフェザー級王者の三浦隆司(32)=いずれも帝拳=が4日、走り込み合宿を行った沖縄から羽田着の航空機で帰京した。

 9月中旬に大阪で11度目の防衛戦が予定される山中は「1週間、長かったです。10日間くらいに感じた。充実した下半身のレベルアップをジムワークで実感できると思う」と、天候に恵まれる中、午前・午後と陸上競技場やクロスカントリー、砂浜を走り込んだ合宿を振り返った。

 現地では世界2階級制覇の長谷川穂積(35)=真正=も合流し「キャンプを通して一緒だったのは初めて。取り組み方というか、常に自分を追い込んでいる印象は刺激になりました」と話した。

 三浦は「キツかったですね。特に砂浜が、なかなか前に進まずキツかった。いい練習になりました」。次戦は未定だが、いつでも闘う準備を整えていく。

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