旭道山の甥・波田大和がKOデビュー
「ボクシング・4回戦」(3日、後楽園ホール)
大相撲の元小結旭道山の甥(おい)で、幕内格行司・木村寿之介の次男である波田大和=はた・やまと(18)=帝拳=がスーパーフェザー級でプロデビューを果たし、2回KO勝ちで初戦を飾った。
出だしはやや硬さが目立ったが、2回2分過ぎに左から右につないで最初のダウンを奪うと、立ち上がった相手にラッシュをかけて2度目のダウン。文句なしの内容で鮮やかな白星をつかみ取った。
花咲徳栄高ではインターハイ、国体で準Vの実績がある。「緊張しましたがKO勝ちできてうれしい。これからもひとつひとつの試合をしっかり戦っていきたい」と声を弾ませた。リングサイドで観戦した旭道山さんは、「まだ序ノ口。これからしなやかな体を作って、プレッシャーに負けないで頑張ってほしい」とエールを送った。