山中、ベガス進出前に地元関西でV6戦

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介(31)=帝拳=が9日、次戦のV6防衛戦を初の地元・関西で今春にも行うプランを明かした。地元での“壮行試合”を経て、今年はラスベガスでビッグマッチを狙う。この日は故郷の滋賀県湖南市で国税電子申告・納税システム(e‐Tax)のPRを行った。

 “神の左”の異名で昨年は3戦全勝、3KO防衛。7日には2013年度の年間最優秀選手に初選出された山中が、次戦のV6防衛戦を初の地元・関西で行う可能性が出てきた。

 「次は3、4月に国内戦だと思う。関西でぜひやりたいですね。僕の思いは会長にも伝えてあるし、動いてもらっている」。滋賀県出身で南京都高(現京都廣学館高)卒業。東京での世界戦にはいつも地元から400人近い応援団が駆け付けるだけに、御礼の凱旋試合を熱望した。

 この日は故郷の滋賀県湖南市を訪れ、e‐TaxのPR。「ファイトマネーをいっぱい納めたいですね」と笑顔。ふるさと納税にも意欲を示し、「スポーツ振興に使ってもらいたい。地域に貢献したい」と“滋賀愛”をあふれさせた。

 地元での“壮行試合”の後、狙うはラスベガスだ。今年の目標は「今年もKOで勝つことはもちろん、注目してもらえる試合をしたい。ラスベガスでビッグマッチをぜひ実現したい」とキッパリ。今月末からは現地で合宿を行うことも決定。「視察も兼ねて、食事面とか時差は心配なので、環境とかしっかりと覚えてきたい」と意気込んだ。

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