小島NWA世界ヘビー級王座戴冠
「新日本」(4日、東京ドーム)
小島が歴史と伝統を誇るNWA世界ヘビー級王座を手にした。昨年4月に挑戦して敗れた王者コンウェイにリベンジ。妨害を繰り返した王者のセコンドを盟友・天山がモンゴリアンチョップで撃退するアシストもあり、最後は得意のラリアットで王者を仕留めた。
01年12月の橋本真也以来、日本人6人目の同王座奪取。小島は「本当に幸せなプロレス人生を送っていると、改めて思った。スタン・ハンセンさんに必殺技を伝授してもらい、プロレスを志したときからあこがれている(特別立会人を務めた)ハーリー・レイスさんの前で戴冠できた」と、喜びをかみしめた。
「このベルトを獲ったことで、いろんな可能性が膨らんだと思う。NWAの3文字は思ってる以上に大きいかもしれない」と、王者として臨む14年に期待。5日の後楽園ホール大会では天山と組んで同タッグ王座に挑戦する。「獲れたら2日でNWAの2冠、こんなアメリカンドリームはない」と、目を輝かせた。
