内山連打で倒す V8に自信 

 「WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)

 王者・内山高志(33)=ワタナベ=が24日、都内の所属ジムで練習を公開し、下半身と体幹の強化で安定感を増したパンチでの8度目防衛に自信を示した。

 つり輪のような器具を使って自身の体重を負荷にするサスペンショントレーニングを新たに取り入れ、太もも裏の筋肉や腹筋を鍛えた内山。フィジカルトレーナーの土居進氏は「体が崩れても100%に近いパンチを打てるようにするため」と説明し、その成果は、佐々木修平トレーナーが「体が流れたり、大振りすることがなくなった」と話すほどだ。

 内山は王座奪取時から連打と一撃のKOを交互に繰り返しており、ジムの渡辺均会長は「今回は連打の番」とKOを期待したが、内山は「自信はあります」と、いつものようにKOの2文字なしで勝利を宣言した。

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