飯伏が新日本と契約、史上初2団体所属
DDTの飯伏幸太(31)が7日、都内の新日本事務所で会見し、この日付けで新日本とも選手契約を結び、史上初の2団体所属となることを発表した。DDTと3年契約、新日本と単年契約した飯伏は今後、DDTの大会にほぼ出場しながら、新日本にもビッグマッチを中心に限定参戦していく。
“ゴールデンスター”がDDTに所属したまま、新日本入りした。DDTの高木三四郎社長(43)によると、9月に新日本の菅林直樹会長(49)(当時社長)から飯伏の完全移籍の打診があったという。飯伏の意思を確認したところ、「DDTに愛着があり、それはできない」と回答されたため断ったが、トップ会談の中で新日本側から2団体所属という提案があり、「飯伏の可能性を広げてあげたいという気持ちと、プロレス界発展のためという考え」で合意に至ったという。
飯伏は「DDTが大好きなんで離れるというのは考えなかった。2団体所属という話を聞いて、自分は新日本も大好きで、高木さんに“やってみたら?”って言われて受けることにした。プロレスを見たことない人にもっと広がればいいかなと。少しでもプロレス界にプラスになれば」と意気込みを明かした。

